クスノハカエデ  / ムクロジ科 カエデ属 トウカエデ節

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 概要(β版)

クスノハカエデ(楠の葉かえで)
雌雄同株
樹高:〜8m(落葉小高木)


沖縄などで自生している国内唯一の常緑樹。
沖縄県で自生していると予想される地域は、琉球石灰岩地だそうです。 水質も石灰分が多く含まれる地下水が湧くと聞きます。
自生地:


我が家では、地植えと鉢植えで管理していますが、共に冬を越してくれています。
植替え時に感じることは、根の成長が速い。

我が家には、数本の苗があります。 それらに葉の形、色、大きさ、厚み等で個体差を感じます。
葉の形では、掌状に3裂するものと、ほとんど裂けないものがあります。
耐寒性についても、積雪時の枝の柔軟性があるものと、折れやすいものがある。
葉の色などは、土壌の養分バランスの乱れなのかも知れません。

自生地の沖縄は石灰質の土壌のようですが、アルカリ性を好むのか? 他の植物が嫌ったために残ったのか? は分かりません。

新芽は明るいピンクと赤色の間くらいが多い。 苗によっては深い赤色のものもある。




 画像・写真・動画・etc(β版)



4月上旬 新芽が黄色い



4月上旬 新芽が赤い



葉の色や大きさだけでなく葉柄の色も違う



上の葉は硬く厚い。葉脈も見えやすい。
左下の葉は柔らかく薄い。



葉柄が赤い樹(樹高2m程度)










積雪など低温により葉が痛むこともある



雪の重さで枝が折れることもある



種子が5房付いていた。我が家では珍しい。



2015年暖秋、10月に採り蒔きしたら11月に次々発芽。
滋賀県では採り蒔きは良くない? 来年は春に蒔こう。



2016年3月、発芽を確認。



2016年5月、不沈種子からは1本だけ発芽。


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