ツタカエデ(Vine Maple)  / ムクロジ科 カエデ属

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 概要(β版)

ツタカエデ(Vine Maple)
今年、とあるカエデ収集家の方からの種子を頂きました。
いつもありがとうございます。

雌雄同株
樹高:5〜8m(落葉小高木)
自生地:ウィキペディアによると、アメリカ西海岸のカルフォルニア州の北部から、オレゴン州、ワシントン州、そして、カナダのブリティッシュコロンビア州南部にかけて自生しているようです。(私は英語が全く分かりません。)

以前に旅行で、サンフランシスコのゴールデンゲートパーク内のサンフランシスコ植物園にて見たことがあります。(時期は8月のお盆休みでした)
ハウチワカエデの近縁種だそうですが、葉は日本のコハウチワカエデに似ています。
パーク内では、十数本と思われるツタカエデを見つけましたが、上にというよりも横に枝を伸ばすタイプのように感じました。
他の木の影で一日を過ごす感じでした。
地面は、ウッドチップが敷かれていたように記憶しています。 植物園内ではもちろん潅水が行われていました。



 番外(β版)


今年ふとしたことから、ツタカエデの種が入手できました。 そこで、育て方を調べてみましたがさっぱり分かりません。 まず、カエデを育てておられることで有名な方のホームページからチェックしてみました。



まず、浜松の林田さんのHP「カエデともみじ」より(上画像の左側)、「.... これまで何度も発芽したが成功していない。」 私では絶望的か?
次に、奈良の矢野さんのHP「カエデ モミジ MAPLE ACER」より(上画像の右側)、 .... まあまあ大きな苗のようですね。日本での栽培も不可能ではないということでしょう。

あまりに手がかりがないので、ひとまず生息地域である、サンフランシスコの気候を調べてみました。 私の住む、滋賀県とも比較してみました。
気象情報は、「旅行のとも ZenTech」さまのホームページを参考にさせて頂きました。  (都合により、URLの worldの前にスペースが追加されています。)
SF :http://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/ world/infomation/kion/usa_sanfrancisco.htm
大津:http://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/ world/kion/Japan/Otsu.htm
彦根:http://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/ world/kion/Japan/Hikone.htm

ざっと見たところ、4月と11月以外は温度が合わないようです。

サンフランシスコは、5月から9月まで雨が降りません。 いいえ、雨は降りません。 その代わり霧(FOG)が発生し、毎朝道路面はしっとりと濡れています。
夏場の午前中を中心に、霧が発生するようです。 夏の日差しは強いように思いましたが、霧が出ると遮光され、また、温度も下がります。
朝の七時頃は寒さをも感じるほどで、トレーナーなどが必要なほどです。 昼からは霧も晴れ、気温が上昇します。
夏場、降水量が少ないようですが、霧から十分な水分を供給されるようです。

しかし、我が家にはこのような、園芸に向いている気象サービスはありません。 我が家には、自動潅水装置もミスト装置もありません。


自分で選択したこと: 「冬眠打破」
サンフランシスコは一年を通して気温は温暖で、最低気温でも5度を下回ることは余りありません。
しかし体感温度は、湿度や風が影響し同じ温度の違う場所と比べ、寒く感じることもあります。 いずれにせよ、冷蔵庫での休眠打破は不要かもしれません。

私は以前、採り蒔きをしていましたが、面倒見が悪いために発芽までに水切れをおこします。 そこで、種まきまでの保存として冷蔵庫管理を行います。
他の種と同じように、冷蔵室に袋詰めにしました。 私の場合は、少し過湿気味で冷蔵室で保存しています。(2012年10月)




生息環境のひとつ、地質について次のサイトを見つけました。
Presidio of San Francisco によると(プレシディオとSFゴールデンゲートパークの地層が同じかどうかまでは分かりません)、 

↑ブラウザや設定により地図の表示位置が少しずれる事があります

土質は、sand Dunes(砂丘)  つまり、砂地ということらしい。 しかし、植物園の中は湿度が高く、撒かれたウッドチップも湿り、関西での降雨量の多い1000m級の山の中のように感じました。(気温は日本の方が高温です。)

なお、Presidio of San Francisco 内を検索してみたが、「MAPLE」「ACER」の文字はこれといって出てきませんでした。




 画像・写真・動画・etc(β版)









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