■ 日照初心者(日に当てる) (β版)
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 光合成
ほとんどの植物は生命を持続するために必要なエネルギー(デンプン)を光合成によって生成しています。
その光合成に必要なのが、「水」「二酸化炭素」そして、「日光」です。

光を当てるほどに、丈夫に早く、たくましく育ってくれるようにも思いますが、決してそうではないようです。
植物も日射病にかかったり、自らの生息地が楽園のような過ごしやすい環境であることを夢見ているのかもしれません。

光合成に関しては、改めて光合成の森 を参考にさせて頂いております。
その中で、『光合成とは「植物の生き方」なのです。』と表記されていました。





 日光(太陽光)
「日光」は、光の強さが季節により、時間により変化します。
そこで大雑把ながら、日光の照度がどの程度なのかを調べてみようと思いましたが、手元に照度計もないのでネットで調べて見ました。
BIGLOBE なんでも相談室によりますと、
光源:太陽光(昼)
快晴 120,000(120キロルクス)〜100,000(100キロルクス)
晴天 100,000(100キロルクス)〜50,000(50キロルクス)
曇天 50,000(50キロルクス)〜10,000(10キロルクス)
雨天 20,000(20キロルクス)〜5,000(5キロルクス)
※もちろん目安でしょう。 「太陽電池もの知りはかせになる本」桑野幸徳著/パワー社(P.38より引用だそうです)





 光飽和
「既にフルパワーで光合成していますので、材料である光は十分足りてますよ。 それ以上提供してもらっても一緒ですよ。」という値を「光飽和」と呼びます。
その光飽和に達する光の強さを「光飽和点」と呼ぶそうです。

「図解雑学 植物の科学」八田洋章著/ナツメ社(P.63より引用)によりますと、
  • タンポポなどの「陽地性草本」は、約63キロルクス。
  • アカマツなどの「陽樹」は、約55キロルクス。
  • シラカシなどの「陰樹」は、約30キロルクス。
  • シダなどの「陰地性草本」は、約3〜4キロルクス。
    と紹介されております。

    我が家で育てているほとんどのカエデは、「陰樹」とのこと。
    「良い天気とは、どんな天候?」とカエデに聞いてみたら、(夏場の昼間なら)どんよりとした曇り空と答えるのかもしれません。





  •  遮光
    必要としている以上の日光を当てても、葉焼けや水切れなどの原因になり、良い事はありません。
    数値上、曇り空の照度が保たれれば十分ということになり、遮光が必要になります。
    単純計算で光合成だけを考えるのであれば、陰樹の場合の晴天時は80%程度の遮光が長時間当たる事が望ましいようです。

    遮光は、一般的には寒冷紗、すだれ、ヨシズなどが用いられることが多いようです。
    設置する向きや高さ、角度も大切な様で、前年度に陰になる範囲などを確認し、翌年に活かすように改良します。 風通しにも考慮が必要です。

    留守中の強風などですだれ等が飛ばされないように考慮することも忘れないようにしています。





     何故、西日は嫌われるのか
    朝の東からの光は良いとされ、夕方の西日の光は嫌われますが、何が違うのでしょうか?
    それとも時間帯が嫌がられているのでしょうか?
    朝日と夕日を比較してみると、
    1)日の出の空は白っぽい色に見える
    2)日の入りの空は赤く見える
    これらは、「レイリー散乱」で知られている現象のひとつです。 その中でも、赤っぽくみえる夕方の方が大気中の水分量が低いそうです。
    大気中の水分が低くなった時間帯に、直射日光を浴びるのですから負担が掛かるのかも知れません。
    人間で言う、初夏と残暑の差のようなものでしょうか? 確かに1年中初夏であるより1年中残暑である方が辛い。


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